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クジラを襲うシャチ
以前、テレビを見ていて感動して、食物連鎖の厳しさ、凄さに改めて思いを抱きました。 シャチの群れが、シロナガスクジラを追尾して、集団で追いかけたうえに最後にはそのシロナガスクジラを疲れさせて、そのからだに乗っかり呼吸出来ないように水上に出させなくして、窒息させて自分たちより大きなシロナガスクジラをシャチが、仕留めてしまうのです。 クジラが潮吹きしている光景はしばしば見られて、よく知られていますが、あれは海水を吹き出しているのではなく、吹いた息が冷えてそう見えるのですが、いちいちこうして海面に上がって来なければならないのは、肺呼吸をしているクジラのつらいところ。 ウミヘビの一種には、皮膚で水中の酸素を呼吸する能力を発揮させているものがいるそうですが、どういうわけか、陸から水に戻った動物は全般的に、陸上時代の呼吸方法を捨て去れずにいるようです。 それなのに、クジラは陸に滅法弱く、陸に打ち上げられるとわずか数分で呼吸困難のために死んでしまいます。エラ呼吸の魚でも、普通、陸に上げられてすぐには、死にません。それなのになぜ、陸上動物と同じように肺で呼吸しているクジラが、魚より早く死んでしまうのでしょうか。 これは呼吸方が原因ではなく、実は、大きくなりすぎた体がいけないのです。 水中では、自分の体重を支える必要がないので、水圧にさえたえられれば、ガッチリとした骨組みをしていなくても生きていけます。 皮下細胞を厚くすることで水圧に対する抵抗力を得たクジラは、海がエサに恵まれていたこともあったのでしょうが、水中に潜む利点が活用して、どんどん巨大化していきました。シロナガスクジラなどは、最大のもので体長は、32メートル。恐竜の中でも特に大きかったディプロドクスなどよりも巨大で、地球上の歴史上最大の動物の栄誉を得ているほどです。 しかし、大きくなるためにクジラがとった方法は、骨のつながりを緩めることでした。この緩んだ骨格では、水の中では支障がなくとも、陸上では、100トン以上もの体重を支えることが出来ません。 そのためには、肺などの生存に必要な機能が押し潰されてしまいます。せっかく陸に里帰りしても、わずか、数分しか生きていられないのです。 #久米川歯医者#こにし歯科#東村山歯医者#こにし歯科
- 監修者情報
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院長 小西 勇人
略歴
昭和62年3月 : 昭和大学 卒業
昭和62年4月 : 歯科医師免許 取得
平成2年3月 : こにし歯科医院 開院
所属学会
一般社団法人 東京都東村山市歯科医師会 会長
東京都東村山市学校歯科医会 会長
東京都東村山市学校保健会 副会長
東京都東村山市立第三中学校 歯科校医
東京都学校歯科医会 参事
東京都歯科医師会 参事
東京都歯科医師会 代議員
東村山市 保健福祉協議会委員
東村山市 介護認定審査会委員
多摩北部医療センター運営協議会 委員
多摩小平保健所歯科保健推進会議 委員
東村山市保育料等審議会 委員
北多摩北部二次保健医療圏地域災害医療連携委員
- 久米川駅徒歩3分の歯医者
こにし歯科医院 -
〒189-0013
東京都東村山市栄町2-21-12
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※休診日:木曜・日曜・祝日